産科からのお知らせ(入院中のこと)
母児同室について
当院での母児同室
当院では母児同室を原則としていますが、ご希望があればいつでも赤ちゃんをお預かりします。また母児異室をご希望の方は外来にて助産師までご相談ください。
母児同室のメリット
赤ちゃんとの絆が早く深まります。
退院前に早く赤ちゃんのお世話(抱っこ、授乳、オムツ交換など)に慣れることができます。
赤ちゃんが泣いたときすぐに応えられるので、赤ちゃんの欲求を満たすことができます。
欲しがるまま頻回におっぱいを与えることで、おっぱいの出を促してくれるという効果もあります。
母児同室の時期と時間
同室は産後1日目に、オリエンテーションを受けてからの開始します。
同室は24時間行っています。
いつでも赤ちゃんを新生児室へ預けることができます。希望の際はお申し出ください。
同室開始後は、毎日午前9時に新生児室へ赤ちゃんをお連れください。看護師の診察が終わり次第、お部屋に赤ちゃんをお連れします。
同室中の面会
面会時間は午後12時~午後8時までとなりますが、面会時間内でも必ず授乳や指導を優先させてください。
面会は誰でも出来ますが、抵抗力の弱い赤ちゃんのため、風邪症状や下痢・嘔吐等のある方、体調の悪い方には面会を遠慮してもらいましょう。
個室の方はお部屋で面会できます。4人部屋の方は感染面・プライバシーの問題等から、ご主人のみお部屋に入ることができます。ご主人以外の方との面会の際は面会コーナーへ赤ちゃんを連れて行き面会してください。
病棟の一番奥(462号室の隣)が面会コーナーです。それ以外の場所での面会はご遠慮ください。また、面会の方が重なり混み合う場合は、譲り合ってご利用頂きますようお願いいたします。
同室時の授乳
赤ちゃんの飲みたいサインに合わせておっぱいを与えるようにしましょう。授乳に不安がある場合は、スタッフがお手伝いしますので、いつでも赤ちゃんと一緒に授乳室におこしください。
赤ちゃんの哺乳間隔を4時間以上空けないようにしましょう。4時間以上眠り続けている場合は、赤ちゃんを起こして授乳しましょう。
ミルク補足についてもいつでも相談してください。
授乳や排泄について哺乳表に記入していただきます。赤ちゃんを新生児室へ預ける際は哺乳表も一緒にお持ちください。
同室時の注意事項
赤ちゃんのお世話 | 4人部屋の場合、夜間母児同室をしないときでも他のお母さんは母児同室する場合があることをご了承ください。 買い物やシャワー時などは赤ちゃんを新生児室へ預けてください。 同室中は適宜スタッフが見回りを行いますが、赤ちゃんの状態は主にお母さんに観察していただきます。吐く、顔色が悪い、手足が冷たい、眠り続けているなど気になる症状がございましたら、スタッフまでお知らせください。 |
物品 | オムツは部屋のゴミ箱に入れずに、専用のゴミ箱へ入れてください。 着替えやタオルが汚れたら、取り替えてあげてください。 |
赤ちゃんの安全 | 新生児室で赤ちゃんをお渡しできるのはお母さんのみです。他の方が来られてもお渡しすることが出来ません。間違い防止のため、スタッフと一緒に赤ちゃんのお名前を確認してください。 廊下を移動する際は必ず赤ちゃん用のベッドに寝かせましょう。決して抱っこして廊下を歩かないでください。 移動時以外は、赤ちゃん用のベッドのストッパーを掛けてください。 感染面の心配がありますので赤ちゃんを連れて、面会コーナー、病室、新生児室以外には移動しないようにしてください。 |
災害時 | 災害時はスタッフが避難誘導をします。各部屋に用意してあるスリングを活用して赤ちゃんと一緒に安全に避難してください。 |
不安・心配なときはいつでもサポートいたします
母児同室を楽しみましょう♥