年齢区分	0～	10～	20～	30～	40～	50～	60～	70～	80～	90～
患者数	1006	165	114	242	282	504	1164	1454	1387	444

消化器・糖尿病内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	平均年齢
060100xx01xx0x	小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。）内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術副傷病なし	135	2.45	2.63	67.19
060340xx03x00x	胆管（肝内外）結石、胆管炎限局性腹腔膿瘍手術等手術・処置等２なし副傷病なし	71	12.45	9.79	76.18
060100xx01xx1x	小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。）内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術副傷病あり	55	2.65	3.57	70.93
060020xx04x0xx	胃の悪性腫瘍内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術手術・処置等２なし	41	9.83	8.27	73.76
060060xx97100x	胆嚢、肝外胆管の悪性腫瘍その他の手術あり手術・処置等１あり手術・処置等２なし副傷病なし	25	11.72	14.49	81.88

《集計条件　※当該項目全て共通》
・診断群分類は、入院中に最も医療資源を投入した傷病名、行われた診療行為（手術・処置等）、重症度などの組み合わせによって決められ、14桁のＤＰＣコードで表現されます。
・診療科別に患者数の多い上位5位までの診断群分類について集計しました。

【解説】
・ポリープや腺腫などの小腸大腸の良性腫瘍に対する内視鏡的手術が最も多く行われています。
・各診断群ごとの平均年齢は上昇傾向にあります。

外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	平均年齢
060160x001xxxx	鼠径ヘルニア（15歳以上）ヘルニア手術　鼠径ヘルニア等	72	4.69	4.85	73.68
040040xx97x0xx	肺の悪性腫瘍手術あり手術・処置等２なし	25	11.24	11.51	68.88
060210xx99000x	ヘルニアの記載のない腸閉塞手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２なし副傷病なし	23	12.74	8.89	68.39
060035xx01000x	結腸（虫垂を含む。）の悪性腫瘍結腸切除術　全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等手術・処置等１なし手術・処置等２なし副傷病なし	23	17.48	15.02	71.30
040040xx9910xx	肺の悪性腫瘍手術なし手術・処置等１あり手術・処置等２なし	18	4.67	3.34	70.22

【解説】
・鼠径ヘルニアに対し、ヘルニア手術を施行された症例が最も多くなっています。
・外科としては手術を施行する症例が多い中、5位は肺癌（疑いも含む）に対し、気管支鏡検査などを施行した症例でした。

乳腺外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
090010xx01x0xx	乳房の悪性腫瘍乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴うもの（内視鏡下によるものを含む。））等手術・処置等２なし	33	8.94	10.34	0.00	58.94
090010xx02x0xx	乳房の悪性腫瘍乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴わないもの）手術・処置等２なし	26	5.35	6.10	0.00	63.92
090010xx99x01x	乳房の悪性腫瘍手術なし手術・処置等２なし副傷病あり	-	-	12.92	-	-
090010xx97x0xx	乳房の悪性腫瘍その他の手術あり手術・処置等２なし	-	-	6.48	-	-
090010xx99x2xx	乳房の悪性腫瘍手術なし手術・処置等２２あり	-	-	29.20	-	-

【解説】
・全体の9割が乳癌に対する治療入院であり、切除範囲や腋窩部郭清の有無によって診断群が分かれています。
・県南で唯一、乳腺専門医が常勤しており、乳癌看護認定看護師とともに患者さんを支えています。

整形外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
160800xx01xxxx	股関節・大腿近位の骨折人工骨頭挿入術　肩、股等	79	42.75	25.94	1.27	81.13
070230xx01xxxx	膝関節症（変形性を含む。）人工関節再置換術等	47	33.40	23.56	0.00	74.40
07040xxx01xxxx	股関節骨頭壊死、股関節症（変形性を含む。）人工関節再置換術等	45	26.58	21.53	0.00	65.13
160690xx99xx0x	胸椎、腰椎以下骨折損傷（胸・腰髄損傷を含む。）手術なし副傷病なし	38	29.45	19.40	0.00	80.32
160620xx01xxxx	肘、膝の外傷（スポーツ障害等を含む。）腱縫合術等	27	12.07	14.10	0.00	21.85

【解説】
・高齢者の転倒による股関節、大腿骨骨折の手術症例が最も多く行われています。
・多くは手術施行症例ですが、保存的治療を選択することもあります。
・科内ではカンファレンスを行い、手術やリハビリなど治療方針の検討をし、最良の方法を模索しています。

循環器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	平均年齢
050050xx99100x	狭心症、慢性虚血性心疾患手術なし手術・処置等１１あり手術・処置等２なし副傷病なし	139	3.53	3.01	68.15
050030xx97000x	急性心筋梗塞（続発性合併症を含む。）、再発性心筋梗塞その他の手術あり手術・処置等１なし、１あり手術・処置等２なし副傷病なし	56	20.38	12.37	70.23
050050xx02000x	狭心症、慢性虚血性心疾患経皮的冠動脈形成術等手術・処置等１なし、１,２あり手術・処置等２なし副傷病なし	54	7.44	4.40	72.17
050080xx99000x	弁膜症（連合弁膜症を含む。）手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２なし副傷病なし	43	25.49	11.51	85.44
050070xx99000x	頻脈性不整脈手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２なし副傷病なし	41	19.66	7.56	80.05

【解説】
・狭心症・急性心筋梗塞等に対する心臓カテーテル検査・手術施行症例が1位・2位・3位になっています。
・当院は県南で唯一24時間365日心臓カテーテル検査・手術が可能な病院として、横手平鹿圏外からも多くの患者さんを受け入れています。

呼吸器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
040081xx99x00x	誤嚥性肺炎手術なし手術・処置等２なし副傷病なし	42	22.67	20.84	2.38	86.98
040120xx99000x	慢性閉塞性肺疾患手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２なし副傷病なし	-	-	13.61	-	-
0400801499x002	肺炎等（市中肺炎かつ75歳以上）手術なし手術・処置等２なし副傷病なしA-DROP スコア2	-	-	15.17	-	-
040110xxxxx0xx	間質性肺炎手術・処置等２なし	-	-	18.84	-	-
0400801499x012	肺炎等（市中肺炎かつ75歳以上）手術なし手術・処置等２なし副傷病ありA-DROP スコア2	-	-	18.27	-	-

【解説】
・誤嚥性肺炎の症例が最も多く、平均年齢も非常に高くなっています。
・その他、喫煙等による慢性閉塞性肺疾患や間質性肺炎、その他肺炎が症例数の大半を構成しています。

血液内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
130040xx99x5xx	多発性骨髄腫、免疫系悪性新生物手術なし手術・処置等２５あり	12	44.83	22.79	0.00	72.33
180010x0xxx0xx	敗血症（1歳以上）手術・処置等２なし	11	33.91	19.29	0.00	80.73
130010xx97x2xx	急性白血病手術あり手術・処置等２２あり	10	127.00	39.36	0.00	56.90
130030xx99x40x	非ホジキンリンパ腫手術なし手術・処置等２４あり副傷病なし	10	54.70	15.79	10.00	67.40
130030xx97x40x	非ホジキンリンパ腫手術あり手術・処置等２４あり副傷病なし	-	-	31.30	-	-

【解説】
・多発性骨髄腫や白血病、悪性リンパ腫に対し、化学療法を施行した症例が多くを占めています。
・化学療法中は易感染状態にあるため、慎重に管理、治療されます。

脳神経外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
160100xx97x00x	頭蓋・頭蓋内損傷その他の手術あり手術・処置等２なし副傷病なし	43	10.77	9.67	0.00	78.74
010040x099000x	非外傷性頭蓋内血腫（非外傷性硬膜下血腫以外）（JCS10未満）手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２なし副傷病なし	39	33.90	18.81	15.38	69.54
010060x2990401	脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満）手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２４あり副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2	37	29.14	16.13	0.00	70.32
010230xx99x00x	てんかん手術なし手術・処置等２なし副傷病なし	26	6.19	7.10	0.00	50.38
010060x2990411	脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満）手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２４あり副傷病１あり発症前Rankin Scale 0、1又は2	24	33.54	18.24	4.17	76.38

【解説】
・令和1年度は、頭部外傷後の硬膜下血腫除去術施行症例が最も多い症例でした。
・脳出血（非外傷性頭蓋内血腫）や脳梗塞の症例では、他医療機関と連携し、退院後の治療やリハビリテーション継続のため転院することもあります。

心臓血管外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
050163xx03x10x	非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤ステントグラフト内挿術手術・処置等２１あり副傷病なし	16	19.00	15.67	0.00	72.75
050180xx02xxxx	静脈・リンパ管疾患下肢静脈瘤手術等	-	-	2.78	-	-
050161xx9901xx	解離性大動脈瘤手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２１あり	-	-	22.59	-	-
050170xx03000x	閉塞性動脈疾患動脈塞栓除去術　その他のもの（観血的なもの）等手術・処置等１なし、１あり手術・処置等２なし副傷病なし	-	-	5.34	-	-
050170xx02010x	閉塞性動脈疾患動脈形成術、吻合術　指（手、足）の動脈等手術・処置等１なし、１あり手術・処置等２あり副傷病なし	-	-	23.06	-	-

【解説】
・最も多かった症例は、胸腹部大動脈瘤に対してステントグラフト挿入術などを施行した症例でした。
・心臓リハビリテーション専門スタッフもおり、早期に日常生活へ復帰できるようサポートしています。

小児科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	平均年齢
040090xxxxxx0x	急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症（その他）副傷病なし	187	5.54	6.19	1.47
060380xxxxx0xx	ウイルス性腸炎手術・処置等２なし	115	4.73	5.39	3.31
030270xxxxxxxx	上気道炎	111	4.95	4.94	2.33
150040xxxxx0xx	熱性けいれん手術・処置等２なし	94	5.31	3.81	1.62
140010x199x00x	妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害（出生時体重2500g以上）手術なし手術・処置等２なし副傷病なし	88	5.56	6.17	0.00

【解説】
・小児科では急性気管支炎、上気道炎などの呼吸器系疾患による入院が多くを占めています。
・ウイルス性腸炎はロタウイルス、アデノウイルス、ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎が含まれます。
・当院では新生児集中治療室（NICU）を備えており、多様な新生児疾患にも対応しています。

産婦人科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
12002xxx99x40x	子宮頸・体部の悪性腫瘍手術なし手術・処置等２４あり副傷病なし	30	3.77	4.58	0.00	63.53
120170xx99x0xx	早産、切迫早産手術なし手術・処置等２なし	24	9.13	19.06	20.83	30.96
120010xx99x50x	卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍手術なし手術・処置等２５あり副傷病なし	23	3.61	4.39	0.00	61.13
120200xx99xxxx	妊娠中の糖尿病手術なし	22	2.00	5.59	0.00	35.09
120165xx99xxxx	妊娠合併症等手術なし	19	13.58	11.79	0.00	31.47

【解説】
・子宮癌や卵巣癌などに対する化学療法施行症例が多く、産婦人科DPC症例全体の30％ほどになります。
・当院は周産期母子医療センターに指定されており、切迫早産や妊娠糖尿病などの合併症を生じた多くの妊婦さんを受け入れています。
※自費を含む分娩につながる入院は集計対象外です。

形成外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
020230xx97x0xx	眼瞼下垂手術あり手術・処置等２なし	13	2.46	3.10	0.00	67.23
080007xx010xxx	皮膚の良性新生物皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）等手術・処置等１なし	10	2.70	4.01	0.00	18.90
080007xx97xxxx	皮膚の良性新生物その他の手術あり	-	-	5.94	-	-
080010xxxx0xxx	膿皮症手術・処置等１なし	-	-	12.55	-	-
090010xx04xxxx	乳房の悪性腫瘍組織拡張器による再建手術（一連につき）　乳房（再建手術）の場合等	-	-	8.03	-	-

【解説】
・眼瞼下垂症に対する症例が昨年度に続いて1位でした。
・様々な部位の皮膚・皮下腫瘍に対する手術などが多く行われています。
・また、乳癌術後の乳房再建術を施行する症例は形成外科が担当しています。

泌尿器科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
110070xx0200xx	膀胱腫瘍膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術手術・処置等１なし手術・処置等２なし	66	6.48	7.07	1.52	75.36
11012xxx020x0x	上部尿路疾患経尿道的尿路結石除去術手術・処置等１なし副傷病なし	52	5.63	5.61	0.00	60.58
110310xx99xx0x	腎臓または尿路の感染症手術なし副傷病なし	21	18.62	12.58	0.00	78.62
110280xx02x00x	慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全動脈形成術、吻合術　その他の動脈等手術・処置等２なし副傷病なし	19	10.79	8.48	10.53	62.79
11012xxx040x0x	上部尿路疾患体外衝撃波腎・尿管結石破砕術（一連につき）手術・処置等１なし副傷病なし	15	2.00	2.64	0.00	54.33

【解説】
・膀胱腫瘍に対する摘出術は尿道から治療器具を挿入して摘出する症例が多く行われています。
・腎結石や尿路尿管結石に対する治療は低侵襲な内視鏡的治療がほとんどです。

耳鼻咽喉科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	平均年齢
030400xx99xxxx	前庭機能障害手術なし	53	9.17	5.01	71.02
030428xxxxxxxx	突発性難聴	32	10.97	8.93	55.88
030230xxxxxxxx	扁桃、アデノイドの慢性疾患	26	9.31	7.80	14.15
030240xx99xxxx	扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎手術なし	25	7.12	5.45	47.04
030350xxxxxxxx	慢性副鼻腔炎	20	8.85	6.80	60.05

【解説】
・めまい（前庭機能障害）や突発性難聴に対する点滴治療症例が多くを占めています。
・扁桃炎・アデノイドの慢性疾患の症例ではほとんどで手術が行われ、約70％が中学生以下のお子さんであるため、平均年齢が14.15歳となっています。

眼科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
020110xx97xxx0	白内障、水晶体の疾患手術あり片眼	32	2.00	2.78	0.00	73.47
020200xx9710xx	黄斑、後極変性手術あり手術・処置等１あり手術・処置等２なし	21	2.24	6.71	0.00	71.90
020180xx97x0x0	糖尿病性増殖性網膜症手術あり手術・処置等２なし片眼	12	2.08	7.29	0.00	66.08
020210xx97x0xx	網膜血管閉塞症その他の手術あり手術・処置等２なし	-	-	7.36	-	-
020200xx9700xx	黄斑、後極変性手術あり手術・処置等１なし手術・処置等２なし	-	-	6.29	-	-

【解説】
・白内障の手術症例が最も多くなっています。
・全体として平均在院日数は全国平均を下回っています。

	初発	再発	病期分類基準（※）	版数
Stage I	Stage II	Stage III	Stage IV	不明
胃癌	42	-	-	32	14	11	1	7,8
大腸癌	-	17	15	18	20	13	1	7,8
乳癌	30	35	-	-	-	-	1	7,8
肺癌	11	-	17	19	33	27	1	7,8
肝癌	-	-	-	-	-	-	1	7,8

	患者数	平均在院日数	平均年齢
軽症	-	-	-
中等症	72	26.14	82.04
重症	41	28.59	84.27
超重症	17	33.59	87.18
不明	-	-	-

発症日から	患者数	平均在院日数	平均年齢	転院率
3日以内	210	35.30	77.73	6.31
その他	12	18.92	70.50	0.00

消化器・糖尿病内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	平均年齢
K7211	内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２ｃｍ未満）	173	0.19	1.08	68.55
K688	内視鏡的胆道ステント留置術	52	3.94	16.31	81.00
K6532	内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術（早期悪性腫瘍粘膜下層）	45	1.33	7.78	73.91
K654	内視鏡的消化管止血術	45	3.49	8.91	71.91
K6871	内視鏡的乳頭切開術（乳頭括約筋切開のみのもの）	34	1.94	12.03	73.15

《集計方法　※当該項目全て共通》
・一入院中に複数の手術が行われた場合は主たる手術のみを集計しています。
・輸血、皮膚切開術、非観血的整復術等の軽微な手術は除外しています。

【解説】
・大腸のポリープや腺腫に対する内視鏡的手術は例年最も多く行われている手術です。
・健康診断等で早期に発見された腫瘍等は多くの場合、内視鏡的手術で対応することができます。
・2位と5位の手術は胆嚢炎や胆管炎、これらの合併症が発生した際に多く行われています。

外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	平均年齢
K6335	鼠径ヘルニア手術	73	1.14	2.45	70.03
K7193	結腸切除術（全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術）	24	5.13	16.75	72.21
K6552	胃切除術（悪性腫瘍手術）	19	6.05	21.89	74.42
K672-2	腹腔鏡下胆嚢摘出術	17	2.12	5.88	56.12
K6113	抗悪性腫瘍剤動脈，静脈又は腹腔内持続注入用植込型カテーテル設置（頭頸部その他に設置した場合）	16	5.31	6.13	61.44

【解説】
・外科では例年同様鼠径ヘルニア手術が最も多く行われました。
・その他結腸癌、胃癌に対する開腹手術も多く行われています。
・病態に応じて腹腔鏡手術や胸腔鏡手術などが選択されることもあります。

乳腺外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K4762	乳腺悪性腫瘍手術（乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴わない））	27	0.96	3.52	0.00	64.07
K4763	乳腺悪性腫瘍手術（乳房切除術（腋窩部郭清を伴わない））	18	1.00	6.67	0.00	60.94
K4765	乳腺悪性腫瘍手術（乳房切除術・胸筋切除を併施しない）	10	1.00	7.30	0.00	55.80
K4741	乳腺腫瘍摘出術（長径５ｃｍ未満）	-	-	-	-	-
K4764	乳腺悪性腫瘍手術（乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴う））	-	-	-	-	-

【解説】
・乳腺外科では乳癌に対する手術症例が全手術症例の約90％を占めています。
・切除範囲や腋窩部リンパ節郭清の有無で術式は詳細に分かれます。
・当院では乳癌看護認定看護師が医師とともに術前術後の患者さんを支えています。

整形外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K0821	人工関節置換術（肩，股，膝）	109	3.96	28.13	0.92	69.74
K0461	骨折観血的手術（肩甲骨，上腕，大腿）	82	4.77	31.40	1.22	76.94
K1426	脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術（椎弓形成）	26	4.81	22.92	0.00	70.69
K0462	骨折観血的手術（前腕，下腿，手舟状骨）	22	2.14	13.91	0.00	64.27
K079-21	関節鏡下靱帯断裂形成手術（十字靱帯）	19	1.00	9.79	0.00	25.05

【解説】
・1位の手術は変形性股関節症や膝関節症、転倒による骨折に対して多く行われています。
・骨折やヘルニアに対する手術の他、スポーツ外傷では関節鏡下の手術が選択されることもあります。
・術後には必要に応じてリハビリテーションを行い、早期に日常生活に復帰できるよう治療しています。

循環器内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K5493	経皮的冠動脈ステント留置術（その他）	60	6.33	4.40	0.00	72.27
K5492	経皮的冠動脈ステント留置術（不安定狭心症）	38	0.08	19.42	0.00	71.34
K5972	ペースメーカー移植術（経静脈電極）	33	4.06	15.33	3.03	79.21
K5491	経皮的冠動脈ステント留置術（急性心筋梗塞）	31	0.00	28.03	0.00	70.87
K616	四肢の血管拡張術・血栓除去術	17	1.76	2.71	0.00	74.47

【解説】
・1位2位4位は心臓の冠動脈にステントを留置する手術です。狭心症や心筋梗塞の患者さんに行われます。
・5位は腕や肢などの血管の狭窄を拡げたり、詰まった血栓を除去する手術です。

呼吸器内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K047-3	超音波骨折治療法	-	-	-	-	-
K386	気管切開術	-	-	-	-	-

【解説】
・呼吸器内科では呼吸器疾患で入院中の患者さんに手術が必要と判断した場合、他科と協力して上記のような手術が行われています。

血液内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K6261	リンパ節摘出術（長径３ｃｍ未満）	-	-	-	-	-
K0821	人工関節置換術（肩，股，膝）	-	-	-	-	-
K6262	リンパ節摘出術（長径３ｃｍ以上）	-	-	-	-	-
K6112	抗悪性腫瘍剤動脈，静脈又は腹腔内持続注入用植込型カテーテル設置（四肢に設置した場合）	-	-	-	-	-
K6113	抗悪性腫瘍剤動脈，静脈又は腹腔内持続注入用植込型カテーテル設置（頭頸部その他に設置した場合）	-	-	-	-	-

【解説】
・悪性リンパ腫等の診断のため、リンパ節摘出術が行われています。そして、病理診断結果等により、化学療法薬剤の選択など、治療方針が決められています。

脳神経外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K164-2	慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術	38	0.63	8.97	0.00	78.97
K1771	脳動脈瘤頸部クリッピング（１箇所）	13	0.77	50.31	15.38	64.92
K1781	脳血管内手術（１箇所）	-	-	-	-	-
K160-2	頭蓋内微小血管減圧術	-	-	-	-	-
K1742	水頭症手術（シャント手術）	-	-	-	-	-

【解説】
・1位は過去の頭部外傷により形成された血腫を除去する手術です。多くの場合、症状の出現や悪化により受診し、緊急手術が行われています。
・その他、脳動脈瘤、脳血管に対する手術が多く行われています。

心臓血管外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K5612ﾛ	ステントグラフト内挿術（１以外の場合）（腹部大動脈）	16	5.75	12.25	0.00	72.75
K617-2	大伏在静脈抜去術	-	-	-	-	-
K5522	冠動脈、大動脈バイパス移植術（２吻合以上）	-	-	-	-	-
K5606	大動脈瘤切除術（腹部大動脈（分枝血管の再建を伴うもの））	-	-	-	-	-
K6153	血管塞栓術（頭部、胸腔、腹腔内血管等）（その他のもの）	-	-	-	-	-

【解説】
・心臓血管外科では、腹部大動脈瘤に対するステントグラフト挿入術が最も多く行われました。
・その他、心臓大血管手術や下肢血管手術などが行われています。

小児科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K9131	新生児仮死蘇生術（仮死第１度）	35	0.00	12.74	0.00	0.00
K9132	新生児仮死蘇生術（仮死第２度）	-	-	-	-	-
K7151	腸重積症整復術（非観血的なもの）	-	-	-	-	-

【解説】
・小児科では出生直後の赤ちゃんに呼吸・循環・中枢神経など何らかの異常があった場合に行われる新生児仮死蘇生術が1位と2位でした。
・新生児仮死蘇生術（仮死第1度＝軽度）では主に酸素投与や気道吸引、皮膚刺激などが行われます。

産婦人科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K867	子宮頸部（腟部）切除術	14	0.00	1.00	0.00	43.21
K877	子宮全摘術	13	2.46	7.23	0.00	52.62
K8881	子宮附属器腫瘍摘出術（両側）（開腹）	11	1.27	6.36	0.00	53.73
K9091ｲ	流産手術（妊娠１１週までの場合）（手動真空吸引法によるもの）	10	0.00	0.90	0.00	37.10
K8882	子宮附属器腫瘍摘出術（両側）（腹腔鏡）	-	-	-	-	-

【解説】
・令和1年度は子宮頸癌や子宮頸部異形成に対する手術が多く行われました。
・当院は地域周産期母子医療センターであるため、妊産婦さんの手術（帝王切開術や吸引娩出術など）も多く行われますが、自費を含む入院は集計対象外となっています。

形成外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K0301	四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術（肩，上腕，前腕，大腿，下腿，躯幹）	-	-	-	-	-
K2191	眼瞼下垂症手術（眼瞼挙筋前転法）	-	-	-	-	-
K0051	皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）（長径２ｃｍ未満）	-	-	-	-	-
K2192	眼瞼下垂症手術（筋膜移植法）	-	-	-	-	-
K476-4	ゲル充填人工乳房を用いた乳房再建術（乳房切除後）	-	-	-	-	-

【解説】
・形成外科では上記のような手術の他、各部位の腫瘍摘出術や筋腱の縫合術、熱傷や瘢痕の治療など多種多様な手術が行われています。

泌尿器科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K7811	経尿道的尿路結石除去術（レーザー）	53	1.28	3.60	0.00	60.83
K8036ｲ	膀胱悪性腫瘍手術（経尿道的手術）（電解質溶液利用のもの）	40	0.70	5.48	2.50	75.20
K8036ﾛ	膀胱悪性腫瘍手術（経尿道的手術）（その他のもの）	30	1.17	5.97	0.00	76.90
K610-3	内シャント又は外シャント設置術	23	4.35	13.22	13.04	65.22
K768	体外衝撃波腎・尿管結石破砕術	15	0.00	1.00	0.00	54.33

【解説】
・1位は腎、尿路尿管結石に対する結石除去手術でした。
・2位3位の膀胱悪性腫瘍手術も多く行われ、平均年齢は他の上位手術より高くなっています。

耳鼻咽喉科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K3772	口蓋扁桃手術（摘出）	24	1.00	7.54	0.00	13.00
K309	鼓膜（排液、換気）チューブ挿入術	12	1.00	1.00	0.00	4.83
K340-5	内視鏡下鼻・副鼻腔手術３型（選択的（複数洞）副鼻腔手術）	11	1.00	7.27	0.00	62.00
K340-4	内視鏡下鼻・副鼻腔手術２型（副鼻腔単洞手術）	-	-	-	-	-
K368	扁桃周囲膿瘍切開術	-	-	-	-	-

【解説】
・令和1年度も口蓋扁桃手術の件数が最も多く行われました。同時にアデノイド切除術を行うこともあります。
・1位2位の手術はお子様に多く行われるため、平均年齢が非常に低くなっています。

眼科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K2801	硝子体茎顕微鏡下離断術（網膜付着組織を含む）	45	0.00	1.18	0.00	70.38
K2821ﾛ	水晶体再建術（眼内レンズを挿入する場合）（その他のもの）	31	0.00	1.00	0.00	73.23
K281	増殖性硝子体網膜症手術	-	-	-	-	-
K2822	水晶体再建術（眼内レンズを挿入しない場合）	-	-	-	-	-

【解説】
・加齢による網膜黄斑部の機能低下が原因で起こる視力低下に対して行われる硝子体茎顕微鏡下離断術が多く行われました。
・白内障に対する手術を含め、どの症例も入院期間は短い傾向にあります。

DPC	傷病名	入院契機	症例数	発生率
130100	播種性血管内凝固症候群	同一	-	-
130100	播種性血管内凝固症候群	異なる	10	0.15
180010	敗血症	同一	20	0.30
180010	敗血症	異なる	28	0.41
180035	その他の真菌感染症	同一	-	-
180035	その他の真菌感染症	異なる	-	-
180040	手術・処置等の合併症	同一	26	0.38
180040	手術・処置等の合併症	異なる	-	-

令和元年度 平鹿総合病院 病院指標

令和元年度平鹿総合病院病院指標