循環器内科
当院の循環器内科のご案内です。
Cardiology
診療内容と実績
循環器部門では循環器疾患全般(虚血性心疾患、心筋症、弁膜症、心不全、不整脈、高血圧など)の診断治療をおこなっています。
急性心筋梗塞や不安定狭心症は早期の再灌流が予後を決めます。当科では24時間心カテや冠動脈インターベンションが できるようにしています。心カテや冠動脈インターベンションはほとんど橈骨動脈から施行しています。術後の安静が不要ですので高齢者でも安心して受けられます。心エコーは心疾患の診断や治療方針決定に非常に重要です。当科では下記の各種心エコーを施行しています。また不整脈の診断やペースメーカー植え込みの適応決定のため電気生理学的検査を施行しています。
高血圧、糖尿病、高脂血症などは数値のコントロールだけでは不十分で、結果として起こる動脈硬化を評価し、必要なら早期の治療を要します。当科では頚動脈エコー、ABI、MRI、冠動脈CT、必要なら心カテ等で早期の評価と予防に努めています。
2017年度の診療実績
虚血性心疾患の治療では、緊急経皮的冠動脈インターベンション73例を含む計220例のPCIを施行いたしました。また末梢動脈疾患に対する治療も、年々増加しております。
主な検査、治療
心臓カテーテル検査、冠動脈インターベンション、末梢動脈のインターベンション、心エコー(体表、経食道、薬物負荷、コントラスト) 、頚動脈エコー、ヒス束心電図、心筋シンチ、MRI、トレッドミル、ホルター心電図、24時間血圧、ABIなど
循環器内科 2017年度診療実績表
1 | 心カテ総数 | 443 例 |
---|---|---|
2 | 心カテーテル治療総数 (PCI+アブレーション+下大静脈フィルター) |
236 例 |
3 | PCI症例数 | 220 例 |
初期成功率(CTO含む) | 98.6 % | |
バルーン冠動脈形成術 | 18 例 | |
ステント | 196 例 | |
薬物溶出性ステント数 | 195 例 | |
金属ステント数 | 0 例 | |
冠動脈血管内超音波(IVUS)使用例 | 195 例 | |
4 | 緊急冠動脈造影検査 | 109 例 |
緊急PCI例 | 73 例 | |
5 | 冠動脈薬物誘発試験 | 6 例 |
6 | 末梢動脈の血管形成術 | 21 例 |
7 | EPS | 32 例 |
アブレーション数 | 16 例 | |
アブレーション成功率 | 100 % | |
CARTO | 0 例 | |
Ensite使用例 | 16 例 | |
8 | 植込型除細動器(ICD) | 2 例 |
9 | 両心室ペーシング(CRT)治療 | 3 例 |
10 | ペースメーカー植え込み | 67 例 |
11 | 下大静脈フィルター | 0 例 |
12 | 心筋生検 | 22 例 |
13 | 心エコー | 4976 例 |
14 | 運動負荷試験(CPX含む) | 9 例 |
15 | 心臓核医学検査 | 24 例 |
16 | 心臓・冠動脈CT | 185 例 |
17 | 心臓MRI | 17 例 |
18 | 心臓PET | 0 例 |