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看護部へようこそ

当院の看護部の紹介です。看護部長あいさつや看護理念、基本方針などを掲載しています。

Nurse section's introduction

専門領域資格取得者

1. 認定看護師

  • 皮膚・排泄ケア認定看護師  1名
  • 緩和ケア認定看護師 2名
  • 脳卒中リハビリテーション認定看護師 1名
  • 感染管理認定看護師 2名
  • 集中ケア認定看護師 1名
  • 糖尿病看護認定看護師 1名
  • 乳がん看護認定看護師 1名
  • 認知症看護認定看護師 1名

2. 心臓リハビリテーション指導士 1名

皮膚・排泄ケア認定看護師

皮膚・排泄ケア認定看護師とは、Wound(褥瘡や術後離開創、下腿潰瘍など)・Ostomy(人工肛門・人工膀胱)・Continence(失禁)に関する専門の教育を受けた看護師です。創傷・ストーマ・失禁に伴い生じる問題のアセスメントを行い、個々に応じたケアを実践し、患者さんやご家族が笑顔で過ごせるより良い看護が提供できるように日々頑張っています。また医療スタッフへの指導・相談を通して、院内全体の看護の質向上や、院外からの講師も積極的に引き受け、地域に根差した看護の提供を目指し活動しています。
現在は、集中治療病棟に勤務し、術後のストーマ管理・創傷管理、医療機器関連圧迫創の予防、褥瘡ハイリスク患者さんへの発生予防対策を実践し、スタッフとともにより良い看護の提供を目指し、日々取り組んでいます。

緩和ケア認定看護師

「緩和ケア」と聞いて、「終末期」と思われる方も多いかもしれません。しかし、実際の緩和ケアは病気と上手に向き合い、付き合うための医療ケアになります。私が、この分野を志したのは、患者さんや御家族との出会いの中で、充分につらさが取れない場面に遭遇したことがきっかけでした。体や心のつらさがあると、本来の穏やかな自分でいることが難しくなりますし、病気と向き合う力も減退してしまいます。そして、なによりも、患者さんがつらいと、患者さんの大切な御家族もつらいものです。そのため、少しでもつらさを和らげ、自分らしさを維持していけるよう支援したいと思い、緩和ケア認定看護師を取得しました。現在は、病棟を中心に、患者さんとその御家族の抱える問題に対して、相談支援・症状緩和などの直接的なケアを行っています。また、毎週水曜日は緩和ケアチームでの病棟ラウンドを通し、多職種と協働した適切なケアの提供に努めています。多職種間を繋ぐ架け橋となり、緩和ケアが病院や地域へ定着するよう日々精進していきたいと思っています。

がんと向き合っている患者さんが自分らしく過ごすことに寄り添うケアである緩和ケアを大切にしたいと思い、2016年に緩和ケア認定看護師の資格を取得しました。
現在、消化器・糖尿病内科と泌尿器科の混合病棟に勤務しております。痛み・嘔気・腹部膨満感・倦怠感・浮腫などの苦痛症状の緩和、気持ちのつらさのケア、そして家族の喪失と悲嘆のケアなどを実践し、病棟スタッフと共に患者さんと家族の方をサポートさせていただいております。
病気を診断された時から人生最期の時まで、患者さんとご家族の抱えるつらさに共に向き合い、「その人らしく生きる」ことを共に考えられる看護師でありたいと思っています。

脳卒中リハビリテーション認定看護師

看護の道(認定の道)を選んだきっかけ
脳血管疾患看護に興味があり、日々患者家族に関わる中でもっと理解したい、想いに寄り添い、支えたい、患者家族の近い存在でありたいという想いが強まったことがきっかけで認定の道に進みました。現在、脳卒中急性期センターで患者の身体的精神的苦痛の緩和に努め、合併症を最小限に早期回復できること、また患者家族のニーズを満たし適切な援助を行うことを目標に看護を行っています。

看護をする中で特に心がけていること
突然発症するのが脳卒中であり、一瞬でそれまでの生活が一変します。回復過程においてその人らしい生活が取り戻せるよう、プロセスの中で専門性を活かし良きアドバイザー・支援者として患者家族に寄り添いながら生活の再構築ができるような関わりを、チーム医療を通して楽しく実践しています。

集中ケア認定看護師

集中ケア認定看護師は、生命の危機状態にある患者さんの状態の変化を見逃さず重篤化を回避するよう、また、より障害の少ない状態で回復するような看護ケアを実践します。
集中治療室(ICU/CCUなど)で活躍する場面が多いため、集中治療領域における最新の知識を持ち、スタッフ教育を行い、質の高い看護を提供していくことも役割の一つです。
自らが役割モデルとなり、根拠に基づいた看護実践を行い、自分の所属部署を中心に、院内の 重篤な患者さんの合併症予防・早期回復を目指した幅広い活動を行っていきます。

糖尿病看護認定看護師

日本では、20歳以上の約5人に1人が糖尿病の可能性があるといわれており、糖尿病看護認定看護師の役割は、糖尿病の方が糖尿病という慢性疾患を持ちながら、その人らしい生活を送ることができるように援助していくことにあります。
当院では、各専門職により構成されている糖尿病サポートチームがあり、私は現在糖尿病教室の運営を主に行っています。糖尿病は生活習慣病の一つであり、何よりも予防が重要になります。糖尿病サポートチームの一員として、チームの活動を通して地域の方々に糖尿病に対する関心をもってもらい、糖尿病にならない生活習慣を身につけていただくように関わる事も大切な役割であると考えています。

感染管理認定看護師

病院には様々な病気の患者さんが来院されますが、その中にはご自分が感染症であることを知らずに来院される方もいらっしゃいます。また、病気や治療によって健康な状態よりも免疫力が低下してしまう患者さんもいらっしゃいます。このように、病院環境は多くの人々が出入りする中で、感染症に罹ってしまうかもしれない要因(感染リスク要因)が潜んでいます。感染管理認定看護師は、来院された患者さんや病院関係者を感染症からできる限り守れるよう必要な感染対策を感染対策チーム(ICT)のメンバーと一緒活動しています。感染対策チームは、医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師、栄養士、事務職と多職種で構成され、各専門分野における感染対策に取り組んでいます。感染管理認定看護師の主な活動は、感染症の制御や感染予防対策について病院スタッフと相談しながら対応しています。また、医療環境に必要な環境整備の推進や感染対策研修会を開催し、病院スタッフが感染情報や感染防止技術が習得できるように働きかけています。また、院外の活動として、他の医療機関や患者さんからのご相談も随時対応しています。

私は2014年6月、感染管理認定看護師の資格を取得しました。感染管理認定看護師の役割は、医療関連施設を利用する患者さんや家族、面会者そして現場で働くすべての人々を感染源から守ることが主な役割になります。そのために、感染制御チーム(ICT)の一員として院内の環境ラウンドや感染対策で困った時の相談対応、感染対策が適切にとられているかの確認などを行っています。 現在は病棟に所属し、現場スタッフの協力の下、感染対策に取り組んでいます。現場における感染対策を実践しやすい環境作りや、感染制御のために必要な知識の普及・指導・相談など、医療スタッフが統一した感染対策を実施できるよう努力していきたいと思います。まだまだ未熟ではありますが精一杯頑張りますので皆様よろしくお願い致します。

乳がん看護認定看護師

乳がんは早期の発見と適切な治療によって完治が可能ながんです。治療の方法は患者さん1人1人の乳がんのタイプによって提案される内容や選択可能な治療が違います。これから治療を受ける方にとっては、沢山の情報をどのように整理し治療方法を決めていくのか迷うこともあります。また、実際に治療中の方は副作用の症状に困っている、不安な気持ちを聞いてほしい、という思いを抱くこともあります。
乳がん看護認定看護師は乳がん患者さんとその家族の方々へ治療に伴う症状への対処方法、治療前後の症状や心のサポートをさせて頂く看護師です。具体的には以下のようなお手伝いができます。
①手術や薬物の治療に関して分かり易く説明することができます。
②手術後のリハビリテーション、下着、リンパ浮腫、日常生活へのアドバイスをします。
③抗癌剤やホルモン療法にともなう副作用への対処・予防方法をアドバイスします。
④乳房再建に関する相談に応じます。
⑤乳がんの自己検診の方法を説明します。
①~⑤以外の内容についても患者さんのお話を伺い、一緒に考えていきますので、軽い気持ちで外科外来の窓口に声をかけてください。

認知症看護認定看護師

認知症をもつ高齢者の数は増加の一途をたどり、65歳以上の高齢者の人7人に1人といわれています。高齢化が進み、身体疾患で入院してくる高齢者が当院でも6割を超えています。認知症をもつ高齢者にとっての入院は心身に過大なストレスを生じ、認知症の行動心理症状の出現や認知機能の低下を生じ、在宅への退院が困難な状況にあります。認知症看護認定看護師は認知症の発症から終末期まで、認知症の人の状態像を総合的にアセスメントし、各期に応じたケアの実践、ケア体制づくり、介護家族のサポートを行う役割を担っています。身体疾患の治療のため入院してくる高齢者の中には認知症の原因疾患や類型が曖昧なまま認知症と診断されることもあります。認知症によって起きている本人の暮らしの変化やできること、有する力に着目し、認知症の人に寄り添いながら早期の社会復帰や認知症の人や高齢者が安心かつ安全に過ごせる生活・療養環境を目指し活動していきたいと思います。

心臓リハビリテーション指導士

多くの心臓病患者さんがお元気になられる為の運動療法を行っております。また、種々の指導(生活・運動・服薬・栄養・食事・禁煙など)や発作時の対処方法、必要に応じた救急蘇生法などの教育、啓発、心理相談等にも応じております。
患者さんが何か不安を感じた時、疑問を持った時、誰に聞けばよいのかわからないでいる時に、ふと隣を見るとそこに心臓リハビリ指導士がいて、遠慮なくすぐ聞くことができる存在でありたいと考えております。心リハ指導士は、循環器・血管外科医師、スタッフと共に秋田の心臓病患者さんの生命予後と生活の質改善のために尽力していきたいと考えておりますので、どうぞお気軽にお声をかけてください。

医療従事者向け、市民向け研修会

医療従事者向けニューズレター

市民向け(平鹿通信 はなともり)