院長あいさつ
当院院長 堀口 聡よりご挨拶申し上げます。
Greeting by director
院長挨拶
2023年4月1日、院長に就任いたしました堀口聡です。
私は、1988年東北大学医学部を卒業し、平鹿総合病院の初期研修医として社会人の一歩を踏み出しました。その当時は平鹿総合病院の伝説的な院長であった、立身政一先生(在任期間:1949年9月から1972年12月)が亡くなられてから16年の歳月が流れていましたが、いくつかの逸話が残されていました。訪問診療といって、地域の公民館や廃校に出向いて診療を行っていたのですが、舗装道路を走る車中で同乗の看護師から「立身院長の頃は、道無き道をソリで行ったものだ」などと教わったものです。
現在、医療状況、交通状況なども変わりましたが、諸先輩方が築いてこられた、地域医療を守り、住民の皆様の健康を守るとういう当院の伝統を継承し、さらに現代にあった形に発展させていきたいと考えております。
このように、標準的な医療を地域住民全体に普及することは当院の大きな目的ですが、さらに、高度な医療への取り組みも進めております。当院では不十分な部分については、東北大学や秋田大学など、さまざまな医療機関との連携を図り、地域住民に提供します。
当院はまた、医療従事者の教育の場でもあります。臨床研修医をはじめとする若い医療人を教育することは、指導者の知識、技量の確認と成長を促し、病院全体の活気を高め、向上させていくものです。地域の皆様も、若い医療人の教育にご協力いただき、ありがとうございます。
地域の皆様にとって、安心して利用できる医療施設であり続けるために、私たちは一丸となって努力してまいります。引き続き、地域の健康に貢献するため、病院職員一同精進してまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。
平鹿総合病院の基本理念
より高度な臨床
より深い研究
より広い教育
より積極的な保健活動
の四つの柱を職員が共有し、
地域の人々の生命と健康を守ります
自己紹介
埼玉県出身の寅年。1988年東北大学医学部卒、バスケットボール部。
平鹿総合病院初期研修後、東北大学第一内科入局
仙台オープン病院、公立刈田綜合病院、みやぎ県南中核病院、平鹿総合病院、秋田県立脳血管研究センター、秋田県立循環器・脳脊髄センターをへて現職。
趣味:雑学、パン作りなど