• 文字の大きさ
  • 普通
  • 拡大
  • サイトマップ
  • お問い合わせ
グローバルナビ表示切り替えボタン

放射線科

当院の放射線科の紹介です。

Radiology

放射線科は、診療放射線技師の集団です。19名の診療放射線技師により、24時間体制で日夜対応しています。

患者さんの身になって
患者さんに不安のない、スムーズな診療を受けていただくために、不安を取るようなわかりやすい検査説明をおこなうとともに「なぜ?」「どうして?」というような、患者さんの声に明確に反応し、納得して検査を受けていただくように努力しています。

正確な情報提供を
私たち診療放射線技師は、患者さんの正確な情報を迅速に提供するために、多くの知識と高度な技術を身につける努力をしています。

放射線診断部門・放射線治療部門の2つにわけることができます。

放射線診断部門

放射線診断部門は皆さま方になじみの深い部門だと思いますが、いわゆるレントゲン・CT・MR等の検査をおこなう部門です。

単純X線検査

どなたでも一度は受けたことがあるかとは思いますが、いわゆるレントゲン検査といわれるものです。胸部・腹部・骨などを撮影します。

乳房X線検査

乳房X線検査は単純X線検査の一種類ですが、乳房はX線写真上コントラストがつきにくいので、専用の装置を使用して撮影します。

X線CT検査

X線を使用し、身体の断層像(輪切り像)を撮影する装置です。当院では2台稼働していますが、どちらも従来の撮影に加え、高速らせん撮影ができます。
この撮影法により画像処理を行うことによって、対象部位を立体的に(3次元表示)観察することができます。また造影剤を併用することにより、血管も立体的に観察できます。

MR検査

MR検査も身体の断層像を撮影する装置ですが任意の断面(縦・横・斜め切り等)を撮影することができます。当院では2台稼働しています(1.5テスラー)X線を使用せず強力な磁石(磁場)を使用し撮影するので、放射線被ばくの心配はありません。また造影剤を使用せずに、血管を描出することもできます。

胃部X線検査

人間ドックでおなじみですが、バリウムと発泡剤(炭酸)を飲んで胃を撮影する検査です。

血管造影検査

カテーテルと呼ばれる細い管を血管内に挿入し先端を目的部位(脳血管や心血管など)にすすめ、造影剤を注入し血管を撮影します。また、狭窄した血管を広げたり、腫瘍に対する塞栓術等も行います。

核医学検査

核医学検査とは、ごく少量の放射性同位元素(RI)を体内に投与し、その集まり方を見て病変の有無や病気の状態を調べる検査です。
この検査は性質上形態的な変化を見るよりもどちらかといえば機能的な変化を捉えて診断する検査法です。 尚、使用する放射性物質は極めて微量な放射線しか放出しないので身体に悪影響を与えることはありません。

放射線治療

放射線は正常な細胞もがん細胞も殺す力を持っています。がん細胞のように細胞分裂の盛んな細胞ほど放射線の効果が大きいことを利用した治療法が放射線治療です。
さらに、正常な細胞は放射線の障害から回復する力がありますが、がん細胞にはこの回復力がありません。そのため放射線治療では一般的には20回とか30回に分けて、正常な細胞の回復を図りつつ、がんを治療していきます。