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放射線科

当院の放射線科の紹介です。

Radiology

よくあるご質問

放射線診断部門で受ける検査の被ばくの危険性は?
放射線診断部門で行う検査でも、放射線を使わない検査(MR・超音波など)は、被ばくの心配は全くありません。
それでは放射線を使う検査はどうでしょう。
放射線診断での放射線量は少なく、この少ない線量での2次的発がんは確認されていません。
また放射線検査は、その検査による被ばくのリスクよりも検査によって得られる利益が上回る場合にしか行いません。ですから検査が必要だと言われた場合は、心配せずにお受けください。
自然放射線ってなに?
読んで字のごとく自然界の放射線のことで、宇宙からくるもの、地球内部(岩石など)からくるもの、空気中にあるもの等があり、人は誰でも自然放射線により被ばくをしています。
その被ばく量は年間2.4mSv(ミリシーベルト・・被ばく線量の単位)といわれています。
我々放射線作業従事者の年間の被ばく線量限度は50mSv以下と定められています。それに比べるとごく少量といえます。
撮影室では必ず服を脱ぐの?
撮影する部位によって服を脱いでいただく場合があります。
目的とする部位にブラジャーやズボンのファスナーなど撮影のじゃまになるもの(写真上に写ってしまうもの)があるときは、検査時にはずしていただきます。
また、ヘアピン、ネックレス、ピアス、イヤリングなども、その周辺を撮影するときにははずしていただきます。
ただし、当院では着替え用に検査着をご用意していますので、服を脱いでいただく場合でも裸で検査をすることはありません。
胃部X線検査の時、何回もぐるぐる回るのはなぜ?
胃の粘膜にバリウムをよく付着させるためです。
胃の粘膜を詳しく観察するためには、胃液をバリウムで洗い流しバリウムを十分付着させる必要があります。そのためにぐるぐる回っていただいています。
撮影時に息を止めるのはなぜ?
胸部領域や腹部領域にある臓器は呼吸によって移動しています。
撮影はほとんどの場合0.5秒以下で終わりますが、息を止めないとブレの原因になります。
胸部写真の撮影時息を大きく吸ってもらいますが、これは肺をふくらまし描出範囲を広げるためです。
逆に、腹部撮影の時は息を吐いてもらい、腹部の描出範囲を広げています。
また、頭頸部、手、足などの撮影時は息止めの必要はありません。
核医学検査で放射性同位元素を注射しましたが、放射能は身体に蓄積されませんか?
通常の核医学検査で使用する放射性同位元素は、身体の外に排泄されやすい物質を使用しています。
また放射能は時間がたつにつれどんどん弱くなりますので、身体に蓄積される心配はありません。

当放射線科では、患者さんの不安に答えるために各種検査に対する説明、放射線被ばくに関する説明を放射線技師がお答えできる範囲で何でもお答えいたします。
どうぞお気軽にお声をかけてください。